過払い金とは

過払い金。最近よく耳にするようになった言葉ですが、
過払い金とは一体なんでしょうか?

まずは、過払い金について知っておきましょう。

◆過払い金とは

借金の過払い金とは、簡単に言えば
「消費者金融などの債権者に払い過ぎているお金のこと」
を言います。

では、そもそもなぜ過払い金という概念が発生しているのでしょうか?

それは、2つの法律が関係しています。

1.出資法

出資法とは、「出資の受け入れ、預かり金及び金利等の取締り関する法律」
の略ですが、出資法での上限金利は29.2%です。

これに違反すると、罰則が適用されます。

2.利息制限法

利息制限法は、その名の通り利息についての基本的な法律です。
金銭消費貸借上の契約及び損害賠償の予定額について、
利息の観点から制限を加えた内容になっています。

利息制限法では、以下のように金額ごとに利息が決まっています。

10万円未満⇒20%
10万円以上~100万円未満⇒18%
100万円以上~⇒15%

出資法と利息制限法という2つの法律があるのに、
多くのサラ金業者(消費者金融業者)が利息制限法の利息を
守らなかったのはなぜなのでしょうか?

それは、利息制限法の金利を守らなくても罰則がなかったためです。
なので、以前は多くの消費者金融が出資法の上限金利ぎりぎりである
29.2%まで設定していたのです。

さらに、貸金業規制法第43条1項(みなし弁済規定)
という抜け道があったため、利息制限法違反の利率を
合法にできていたのです

※みなし弁済に関しては、別途説明します。

◆裁判所の判例により、ルールが変わった

では、過払い金の返還請求がなぜこの短期間で急激に増えているのか?
ということですが、それは裁判の判例が絡んでいます。

2006年の1月に、最高裁判所が画期的な判決を下しました。

貸金業法43条の
「任意に支払った場合のみなし弁済」
の条文を事実上無効にするという内容です。

よって、利息制限法以上の利息を定めた契約は事実上無効ということになり、
この結果を受けて金融庁もグレーゾーン金利を撤廃するため、
法改正に着手したというわけです。

消費者金融や信販会社などにしてみれば、貸し出した当時の法律を
守って貸していたわけですから、ちょっと同情もしますが、
しかし、借りている当事者からすればこれはチャンスです。

過払い金に関する知識があるかないかで、
消費者金融(サラ金)や信販会社に払う金額が変わってきたり、
場合によっては払い過ぎたお金があなたのもとに返ってくるからです。

過払い金について、簡単に背景と共に説明してきました。
基本的な知識は覚えておきましょう。

というか、無知は罪です(・∀・)b
(お金が返ってくるかもしれないのだから)

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